JOKER
銀司も、あたしのことを真っ直ぐに見る。


「何も言わないってことは、肯定と取って良いってことよね?」


あたしの問いに答えない銀司に、あたしはもう一度言う。


「お前には、、、」

「関係ない?本当に、そう言えるの?あたしがこんな怪我までしたのに?」


銀司に有無を言わせることなく、あたしは言葉を続ける。


「話して。あたしには、知る権利がある。それでも銀司が話さないって言うなら、高城に銀司が柳田組の人間だって、バラしても良いんだけど?」


半ば、脅しにも似たようなことを口にする。


銀司は、はぁ~とため息を吐く。


「話せばいんだろ」


そしてチッと、舌打ちを溢し、椅子に腰を掛ける。

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