いつだって。


「下ろせ」

「...え?」

「いいから早く下ろせ!」

「は、はい」

向井の背中からそっと
河村を下ろし、俺の背中に乗せた。

「お前は先に保健室に行って
状況を知らせてこい」

「わ、分かりました...!」

俺も急いで保健室へと向かった。
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