恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜

『クッ、

ハハハハハハハハハハハハッッ

貴方達は知ってますか?

逃げるが勝ち。っていうことを。』


シュンッ という交換音つきで
小人たちはきえた。


『なんという、ものたちじゃ。』

「あー、むかつく!

あずみぃーー!」

『我の主なる亜美よ
姿戻りたまえ。』


「ありがとー!

やっぱ、このサイズがしっくり。」


うんうんと頷く龍華さん。

『じゃ、われも戻るか。

亜美は龍でも召喚して安曇どのを
さがせ、時間が来た。』
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