恋龍伝 〜不思議な猫と闇の国〜
ん...?

『まさか!
神咒孕へきて二日目だというのに
もう力が?』

なんの話?というか誰の声?

『そうじゃ、
はやいほうがいいとおもい
恋龍伝の話をしたのは正解じゃったわい』


『そうですね、
いくら善の妖とはいえ
翡翠様程の力はもちあわせていない。』

おかあ、さん....。この人は誰?

『そうじゃな。
じゃが、亜美は龍華の力
全てを受け継いでいるであろう。』


「あ、ずみ?」

『おきたか亜美。』

「おはよ、あずみ」

『おはようございます。
っといってももう夜ですね。』

そういって笑う彼の声は
寝ぼけながら?きいていた
声の主と同じだった。

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