向こう側
まずここはどこだ。

見知らぬ天井、壁。

自分の匂いじゃないベッド。

隣に誰もいない。

あの状況からして、ここは遠藤さんのお家だろう。

それとも、誰かしらない人と…。

服は着てるし、体に違和感もない。

ただ二日酔いなだけ。

悶々と考えてたらドアがあいた。

びくっとしてそちらを見ると。
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