殺し合いの証拠









急いで窓の外を見ると、そこに翔子の姿はなかった――










「うっ、翔子ぉおぉ...」









「戻って来てよ翔子ぉおぉ...!!!」







嫌だ、絶対に嫌だ。






あの時からずっと、
翔子は友達だった、親友だった!






クラスが離れても、家が遠くても、
いつも隣に、居たのに――!








いつの間にか、翔子はかけがえのない存在になった。







ずっとそばに居たいと思った。







初めての親友だった――!!








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