殺し合いの証拠







だが、何か肝心なことを忘れている。







「あっ...」








さっき、鉄砲を撃つ音がした。







しかも、翔子の方に向かって。








翔子を殺したかったのか、
偶然撃ったのかは定かではないが、


とにかく、撃ったのは確かだった。








翔子は、翔子は大丈夫なのだろうか――









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