殺し合いの証拠






小学一年生くらいのその子は、
髪をくるくる指で巻きながら言った。







「今のあんたが居るのは、私のお陰よ。」








「は、はぁ?上から目線かよ!!」







いかにも年下なのに、調子乗りもいいとこだ。








「やっぱり、覚えてないんだ...。」







少女は、少し悲しそうに言った。






< 130 / 176 >

この作品をシェア

pagetop