【完結】ホイクメン!
「優香先生、今日は随分飲んでるんじゃない?」




そう嬉しそうに声を掛けてきたのは園長だ。




信明先生の隣に座っていた園長は、日本酒のグラスを持ち席を移動してくる。


私の正面には系列園の園長が座っていたはずだ。


しかし、彼女がお手洗いに立った隙を突くかのようにして私の正面にやってきた園長。


真正面という至近距離にいるはずなのに、視界が歪みややぼんやりとして見えるのはどうしてだろう・・・?




「さ、優香先生も一杯どうぞ?」




園長に勧められるがまま、飲めないはずの日本酒に口を付ける。




喉が熱くなる。


そして仄かな甘さが私を更に酔わせてしまう。
< 124 / 485 >

この作品をシェア

pagetop