【完結】ホイクメン!
「俺は最低なんだ。

中途半端な気持ちで付き合って、挙句の果てには彼女を傷付けて・・・。」




「信明・・・!!」




「もうすぐで夢が叶うはずだったのに・・・。

それなのにあいつは・・・!!」




「もう止めて・・・っ!!!!」




思わず信明の体に抱き付く。




まるで懺悔のように、信明の口からは元彼女に対する後悔の言葉が溢れ出す。


苦しくて、胸が張り裂けそうで・・・。


もうこれ以上続きを聞く気にはなれなかった。




「信明・・・、もう止めよう?

こんな話をしたって、もう彼女は戻ってこないでしょ!?」




思わず発した言葉。


そしてこの言葉は、私が彼の元彼女の事を知っているが故に出たものだった。
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