【完結】ホイクメン!
「あ~あ・・・。

せめて優香の旦那様くらい背の大きな人と知り合えればなぁ・・・。」




那美のぼやきは切実だ。




私の旦那様は180cm近い長身で、普段隣に並べば私が見上げなければならない程の身長差がある。


だけど彼はいつも私に全てを合わせてくれて、歩く速度からキスの高さまで自在に調整してくれた。




「さて・・・。

まずは清香の気持ちを落ち着けなくちゃね!」




「ちょっとホテルの外、散歩してきます!!」




那美と真琴は清香を連れ、見慣れた景色の場所へ行き気持ちを落ち着かせようと配慮してくれる。




親族は準備に忙しく抜けられない。


そんな時頼りになるのが、私の家庭事情を知る昔からの親友たちだ。
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