天国へ行く君と
テストが終わり、休日。
テスト明けで部活も休みなのだ。

……でも、やることねーし(笑)
ひじりんはどうせ女と遊んでるしなー。
ま、今日は散歩でもするかな( ´∀`)
どうせ家にいても妹のオモチャになるだけだし(笑)

「駅でも行くかねー。」

駅に向かってひたすら歩く、駅の近くは色んなものがあって楽しいんだ。

すたすたすたー
すたすたすたーすたすたすたー

ついたー!
でも、休日ということもあり、本当に混んでるなあー。

そんな中、叫び声が……ッ!!!

「助けて!ねえ!助けて!」

「!?」

どこからだ!
ていうか、なんなんだ!
意味が分からないが、突っ立ってるわけにもいかない。
声のした方へ走っていく。

はあっはあっはあっ……

そこには、高倉さんとヤンキーが2人。

「たっ!高倉さん!!!??」

ですてにー(T-T)

「誰だこいつぅ!?やんのか?」

「今は機嫌が悪ぃーんだよなぁ!」

え、いやいやいやいや、嫌ですよ。
僕は決してそんなのは嫌ですよ。

しかし、俺はあまりの恐怖に体を動かせず、体も動かせなかった。
しかも、そのヤンキーを見つめた状態でフリーズしてしまったのだ。
そう、詰んだ。

「てめー何みてんだ!?」

いや、見たくて見てる訳じゃないです。

「お前なんか言えや!」

言いたいです。今すぐ謝りたいです。

「……てめえ、いい加減にしろ!!」

ドスッ!!!!!!

……あー、視界が、あ、れ…お、、かし…い…
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