天然ダイヤとイミテーション・ビューティー ~宝石王子とあたしの秘密~
思わず及び腰になる私の様子を見た晃さんが、慌てて話しかけてきた。
「待って、逃げないで! 謝りに来たんだ!」
「謝る?」
「昨日は、あんなことして本当にごめん! 聡美さんの気持ちも考えずに本当に申し訳なかった! もう二度と無理やりキスなんてしないって約束する!」
こんな暗がりの中でもわかるくらい、彼は真剣な目で、懸命に謝罪しようとしているのが伝わってくる。
晃さんは、突然キスされそうになったことを私が怒ったと思っている。
常識で考えれば、そういう結論に行き着くのが一般的だろう。
それでこんな暗がりの中、謝罪するためにずっと待っててくれたんだ。
やっぱりこの人は誠実で、本当に信用できる人なんだ。
こちらこそ申し訳ないと思うのに、その弁解も謝罪もできないことがつらい。
そして、こんな素敵な人と、もう二度と関われないことがなによりつらい……。
「……べつに私、怒ってなんかいないんです。だからもう気にしないでください」
「本当!? 許してくれる!?」
「だから許すもなにも、晃さんは何も悪くないんですから」
微笑みながらそう言うと、晃さんは安心したような笑顔になった。
「ああ、良かった! 許してもらえないかと思ってたよ! じゃあ仲直りのしるしにこれから食事を一緒にどう?」
「食事?」
「あ、違う違う! 今日は食事だけ! ていうか、当分のお誘いは食事だけにします。ちゃんと反省してますから。はい」
「待って、逃げないで! 謝りに来たんだ!」
「謝る?」
「昨日は、あんなことして本当にごめん! 聡美さんの気持ちも考えずに本当に申し訳なかった! もう二度と無理やりキスなんてしないって約束する!」
こんな暗がりの中でもわかるくらい、彼は真剣な目で、懸命に謝罪しようとしているのが伝わってくる。
晃さんは、突然キスされそうになったことを私が怒ったと思っている。
常識で考えれば、そういう結論に行き着くのが一般的だろう。
それでこんな暗がりの中、謝罪するためにずっと待っててくれたんだ。
やっぱりこの人は誠実で、本当に信用できる人なんだ。
こちらこそ申し訳ないと思うのに、その弁解も謝罪もできないことがつらい。
そして、こんな素敵な人と、もう二度と関われないことがなによりつらい……。
「……べつに私、怒ってなんかいないんです。だからもう気にしないでください」
「本当!? 許してくれる!?」
「だから許すもなにも、晃さんは何も悪くないんですから」
微笑みながらそう言うと、晃さんは安心したような笑顔になった。
「ああ、良かった! 許してもらえないかと思ってたよ! じゃあ仲直りのしるしにこれから食事を一緒にどう?」
「食事?」
「あ、違う違う! 今日は食事だけ! ていうか、当分のお誘いは食事だけにします。ちゃんと反省してますから。はい」