地球を守って!恋するヒーロー
昨日のニュースで見たばかりの武装集団。
テロ組織じゃなくて、地元の犯罪組織みたいだけど、どっちにしても警察の仕事なんじゃないの?
何で私たちが?とネリの顔を見ると、私と目を合わせないまま、ネリは静かに首を横に振った。
「今から行く村は、辺境の貧しい村。
警察は機能してない」
「ええっ!?」
警察が機能してないって、そんなことあり得るの?
一体どういうことなんだろう。
普段はサボってるってこと?それとも、もともといないとか?
治安は大丈夫なのかな。
でも、組織的な犯罪集団なら、さすがに警察も動くんじゃないのかと思うんだけど......。
「えーと、それで何で私たちが?」
色々な疑問が頭に浮かぶなか、一番の疑問をネリの顔色を伺うように聞いてみる。
「武装集団のリーダーと他にも数人、サイキックがいるという情報が入ったそうだ。
場合によっては、仲間に引き込むから、捕らえてこい、と言われた」
「私たち以外にもサイキックが......?
でも、犯罪者なんだよね?
それなのに仲間になるかもしれないの?」
「リンレイの例がある」
だからこそやめておいた方がいいんじゃないか、と違う車で同じ行き先に向かっているリンレイを思い出して憂鬱になるのは私だけ?
テロ組織じゃなくて、地元の犯罪組織みたいだけど、どっちにしても警察の仕事なんじゃないの?
何で私たちが?とネリの顔を見ると、私と目を合わせないまま、ネリは静かに首を横に振った。
「今から行く村は、辺境の貧しい村。
警察は機能してない」
「ええっ!?」
警察が機能してないって、そんなことあり得るの?
一体どういうことなんだろう。
普段はサボってるってこと?それとも、もともといないとか?
治安は大丈夫なのかな。
でも、組織的な犯罪集団なら、さすがに警察も動くんじゃないのかと思うんだけど......。
「えーと、それで何で私たちが?」
色々な疑問が頭に浮かぶなか、一番の疑問をネリの顔色を伺うように聞いてみる。
「武装集団のリーダーと他にも数人、サイキックがいるという情報が入ったそうだ。
場合によっては、仲間に引き込むから、捕らえてこい、と言われた」
「私たち以外にもサイキックが......?
でも、犯罪者なんだよね?
それなのに仲間になるかもしれないの?」
「リンレイの例がある」
だからこそやめておいた方がいいんじゃないか、と違う車で同じ行き先に向かっているリンレイを思い出して憂鬱になるのは私だけ?