【完結】Re-love 〜二度目の恋はあなたと〜
委員会が終わるとすぐに、健一の周りは群れとなる。
杏子は、健一には声も掛けずに沙知の元へ急いだ。廊下を歩いていると、
「原田、高橋先生が捜してたぞ〜」
後ろから来た化学担当の三好が、沙知に声を掛けながら、追い越した。
「はぁい。わかりました」
沙知は、三好の後ろ姿に返事をしていた。
「杏子ちゃんごめんね。先に帰っておいてくれる?」
「うん。気にせんといて。じゃあね」
「じゃあ、バイバイ」
沙知は手を振り、走って行った。
―――一人で帰らなあかんのか。
上がっていたテンションが一気に下がってしまった。下足場に向かうと、そこには杉村がいて、杏子に気付くと、いつものように睨んできた。
―――あいつのこと待ってるんやな。約束でもしたのかな?
・・・あいつが誰と帰ろうと知ったことじゃないし!
杏子は、自分の中にひょっこり現れたいつもとは違う感情をすぐにしまいこんだ。
下靴に履きかえると傘を持ち、空を眺めた。
水溜まりが出来ていることで、降り始めてしばらく経っていることがわかった。
―――まだまだ止みそうにないなぁ・・・。
杏子は、水色の傘をさし、雨の中を進んだ。
後ろから杉村の視線を感じながら。
そして、「眞中く~ん」という気味の悪い声が聞こえると杏子はは進める足を速めた。
杏子は、健一には声も掛けずに沙知の元へ急いだ。廊下を歩いていると、
「原田、高橋先生が捜してたぞ〜」
後ろから来た化学担当の三好が、沙知に声を掛けながら、追い越した。
「はぁい。わかりました」
沙知は、三好の後ろ姿に返事をしていた。
「杏子ちゃんごめんね。先に帰っておいてくれる?」
「うん。気にせんといて。じゃあね」
「じゃあ、バイバイ」
沙知は手を振り、走って行った。
―――一人で帰らなあかんのか。
上がっていたテンションが一気に下がってしまった。下足場に向かうと、そこには杉村がいて、杏子に気付くと、いつものように睨んできた。
―――あいつのこと待ってるんやな。約束でもしたのかな?
・・・あいつが誰と帰ろうと知ったことじゃないし!
杏子は、自分の中にひょっこり現れたいつもとは違う感情をすぐにしまいこんだ。
下靴に履きかえると傘を持ち、空を眺めた。
水溜まりが出来ていることで、降り始めてしばらく経っていることがわかった。
―――まだまだ止みそうにないなぁ・・・。
杏子は、水色の傘をさし、雨の中を進んだ。
後ろから杉村の視線を感じながら。
そして、「眞中く~ん」という気味の悪い声が聞こえると杏子はは進める足を速めた。