Stray Love II 〜ナミダの軌跡〜
「何が出来るか…」

自分と重ねて、マユキが呟いた。


「そーだよ…

俺はそいつの分まで思いっきり楽しんで、思いっきり頑張って…
そいつの代わりに親孝行もするって決めた」


「…だから"かあちゃん"なんだな?

けど、受け入れてくれるか不安じゃなかったのか?」


「つか、余裕で拒否られたよ…

だからって、諦めてらんねかった。
俺は、そいつの人生も背負ってくって決めたからな」



なんか…


凄ぇな、トモ…



「…

自分だけ楽しんで…
幸せになって、いいの?」

マユキが困惑した表情で問いかけた。


「じゃあ聞くけど…

まゆきが不幸になったら、そいつは救われんのか?」


マユキは目を見開いて、トモを見つめた。


「人生、不幸でムダ遣いして…
逆に申し訳ねぇって思わねぇか?」


肘をついた手で、クシャっと頭を抱え込むマユキ。


「大丈夫だ…

1人じゃ難しくても、サヤオが居るし…

こーやって出会ったのも何かの縁だ。
俺も力になってやっから…」

と、マユキの頭を優しくポンポンするトモ。


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