マー君2(原作)
<18>
「なぁ、思うんだけどさ」
一樹の隣を歩いていた誠が、後ろを歩く美代、七恵、1番後ろを歩く恭介を振り返り言う。今一樹一行は学校を出て、目的地の殺人事件のあった現場に向かう道中だった。
住宅街の狭い道路を広がるように歩く皆、誠はふと立ち止まり、近くにあった電柱におかかる。
「何よ、誠。言いたいことあるならはっきり言いなさいよ」
「七恵ちゃんって」
美代が七恵を注意すると、誠が両手を掲げて首を横に振る。
「そう怒りなさんな、猛獣ちゃん。せっかくの化粧が台なしだぜ、なあ一樹」
「あ、ああ」
いきなり話を振られ、一樹は戸惑いながらも同意する。それを見た七恵が大人びいた顔を触り、小声で「嘘、ばれた」と言う。その直後、誠が笑いながら言う。
「うっそだよーん! ハハハ」
「ちょっとー! あんたねぇ」
七恵が恥ずかしそうに顔を赤く染める。そんな二人のやり取りに飽き飽きし、一樹は話を割った。
「それで、誠何が問題なんだ?」
「ああ、それそれ」
誠はぶつぶつ文句を言う七恵を無視して、さっき言いかけたことを話した。
「マー君がその殺人事件の犯人なんじゃあないかって言ってたけど、またマー君もどきかもしんないってこと」
「なぁ、思うんだけどさ」
一樹の隣を歩いていた誠が、後ろを歩く美代、七恵、1番後ろを歩く恭介を振り返り言う。今一樹一行は学校を出て、目的地の殺人事件のあった現場に向かう道中だった。
住宅街の狭い道路を広がるように歩く皆、誠はふと立ち止まり、近くにあった電柱におかかる。
「何よ、誠。言いたいことあるならはっきり言いなさいよ」
「七恵ちゃんって」
美代が七恵を注意すると、誠が両手を掲げて首を横に振る。
「そう怒りなさんな、猛獣ちゃん。せっかくの化粧が台なしだぜ、なあ一樹」
「あ、ああ」
いきなり話を振られ、一樹は戸惑いながらも同意する。それを見た七恵が大人びいた顔を触り、小声で「嘘、ばれた」と言う。その直後、誠が笑いながら言う。
「うっそだよーん! ハハハ」
「ちょっとー! あんたねぇ」
七恵が恥ずかしそうに顔を赤く染める。そんな二人のやり取りに飽き飽きし、一樹は話を割った。
「それで、誠何が問題なんだ?」
「ああ、それそれ」
誠はぶつぶつ文句を言う七恵を無視して、さっき言いかけたことを話した。
「マー君がその殺人事件の犯人なんじゃあないかって言ってたけど、またマー君もどきかもしんないってこと」