マー君2(原作)
「なんでも一人で抱えんな! 俺は−−」

誠は一樹を振り向き、はっきりと告げた。

「オメーの、そういう所が大嫌いなんだよ」

それだけ言うと、校門をくぐり、また学校へ戻って行った。

誠が立ち去りしばらく、一樹は立ち尽くしていた。

誰もいない日を存分に浴びた校庭を、誠が堂々と横切って行く。

その後ろ姿を見送りながら、一樹は携帯を見下ろした。

見るとまたメールが来ていた。

黒の仮面からだ。

内容は見ずともわかる。

たった今誠が教えてくれたから・・・・・・。
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