太陽のあいつ《完結》
高3になった俺は、
今月、高校生活最後の大会を控えている。


アツシと知り合って、
ちょうど一年が経つ。


俺はひまわりを見るたびに、
アツシとの出会いを思い出す。


アツシ…
元気か…?


空を見上げ、
上空を飛ぶ飛行機に目を向けた。


アツシと離れて、
一ヶ月は毎日のように
連絡を取り合っていた。


でも次の月、
目が飛び出るほどの
ケータイ代の請求書が来たため、
話すのは週に1回となった。
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