心も、とろけるほど愛して
「そう言えば社長って婚約者がいるって聞いた事あるよ、あくまでも噂だけどね」
「うん・・・私も聞いた事ある」
「この際だから、美味しい所取りして楽しむだけ楽しんだらどうなの?」
そんな簡単に言うけど私はそんな器用じゃない。
「あ、もう仕事に戻らないと」
カフェの壁にかけてある時計の針が目に飛び込んで来た。
「あれ、ヤダもうそんな時間、うり最近呑みに行ってないから今度連絡してよ」
「分かった、暇な時に連絡するね!」