心も、とろけるほど愛して


「ねぇ、流哉...」
「っあ?」



「私達ってずっとこんな関係のままいるのかな...」
「そうだな...」



そっか...やっぱりそうだよね、所詮私みたいな女は愛人どまりなんだよね



なんだか涙が出てきそうだよ。



「家に着いたぞ」



涙を堪え下唇を噛んでいると、いつの間にか私のマンションの下に着いていた



「迎えに来てくれて、ありがとう...帰るね、それじゃ明後日会社で」



うるうるした瞳で流哉を見つめ繋いでいた手を離した。



< 320 / 377 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop