明日へ



「んー…じゃあまず今日行ったところから探すか…」

「もう全部見ましたっ…グズッ…で、でもぉおっ…ヒッグ…なぐでぇえ」

「お、おお!わ、わかったわかった!
落ち着け落ち着け!な?絶対見つけっから」



さらに泣き出す私に優しい声をかけてくれるあなた

こんなのに付き合って探してくれるなんて
優しいな…




それから一時間くらい
ずっと学校の隅々まで見て探した


_________…



「あ、ぁあ!」

「…お!?どーした!?あったか!?」

「あ、ありましたぁあ」

「本当か!?」

「はい!よ、良かったぁ」



私がほっとしていると彼は私の頭に
ぽんっと手を乗せて言った



「良かった!大事なマフラー見つけられて!」



ドキッ…///

また、さっきと同じだ…

落ち着かない…


胸が騒がしい…



「おっと!もうこんな時間!
もうすぐ暗くなるし暗くならないうちに帰れよ!送ってけなくて悪いんだけど、俺これから塾で…」

「全然大丈夫です!本当にありがとうございました!」


私は彼におもいっきりお辞儀をする



「全然へーき!俺がしたくてやっただけだし!じゃ!またな!」


そういうと彼は駆け足で教室を出ていった…
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