《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
だけど、やっぱり、自分の手で世話をしていることが、何よりも幸せだと…

この家で、三人で生活していくことが、幸せだと感じた。



前は自分の実家が寛げる場所だったが、今はこの家が安らげる場所。

愛美を自分の手で育て、弘樹のご飯を作ることが大切な時間だと、感じることができた。



ご飯の用意が終わり、居間に持っていくと、昨日と同じように弘樹と愛美が眠っていた。



二人の幸せな寝顔。

英美はいつまでも見守っていた。
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