《実話》Last Love〜命を懸けた愛〜
夕食を済ませ、英美は弘樹に愛美とお風呂へ入るように促した。

「ママがいい。」

弘樹が愛美を抱き上げようとした時、駄々をこねはじめる愛美。

弘樹の腕の中で足をバタバタさせ、小さな抵抗を試みる。

しばらくの間、英美と離れていた愛美は英美が恋しくて仕方ない。

なんでも英美と一緒にすると言ってきかない。

仕方なく誠人を弘樹にお願いして、英美は愛美を連れてお風呂に入った。

愛美はご機嫌で、無邪気な笑顔を振りまいている。

弘樹はスヤスヤ寝ている誠人を指で突いて遊ぶ。
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