冷たい彼は旦那さま


そう言って何時ものように私と向き合うように座る。


話って何だろう…。もしかして、もう面倒になって家から出ていけって事かな…。


「遥」


「は、はい!!」


久々に翼さんに名前を呼ばれただけなのに声は裏返り、心臓は爆発寸前。


真剣な目の翼さんが私を捉える。



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