冷たい彼は旦那さま



「いえ、わざわざありがとうございます。こちらこそ申し訳無いです。それに料理も美味しそうですね!!」


ホントに私より全然美味しそう。


「遥、食べよう」


翼さんが食べようと言ってくれた。普通ならそれだけでも嬉しいはずなのに、嬉しくなかった。


何よりこの家は私と翼さんしか暮らしてないんだ。


椅子なんて当然2つしかない。



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