おかあさんになりたい。 ~天使がくれたタカラモノ~
「山本さーん。」
お会計を済ませ、出口に向かおうとすると看護婦さんに呼び止められた。
「次来る時に母子手帳もらっておいてくださいね。」
「母子手帳…?」
母子手帳自体はもちろん知ってるけど、今日だけでいろいろなことが起こりすぎて頭が飽和状態だった。
それを見越したのか看護婦さんは丁寧に説明してくれた。
「先程渡した妊娠届を市役所などに提出して申請書を書くと貰えますよ。
市役所なら平日の5時まであいてますので時間がある時に行ってみてくださいね。」
ちゃんと妊娠してた……
双子かもって……
母子手帳かぁ……
バスに乗り込み、気持ちが少しずつ追い付いてくると思わずニヤ~と表情がゆるむ。
母子手帳…早く欲しいな。
平日しか空いてないとなるといつもらおう。
考えた瞬間に出た答えは一つだった。
せっかくだし今日もらっちゃおう!!
まだ時間は1時過ぎ。
バスは自宅に最寄りのバス停を過ぎ、駅に向かっていた。
お会計を済ませ、出口に向かおうとすると看護婦さんに呼び止められた。
「次来る時に母子手帳もらっておいてくださいね。」
「母子手帳…?」
母子手帳自体はもちろん知ってるけど、今日だけでいろいろなことが起こりすぎて頭が飽和状態だった。
それを見越したのか看護婦さんは丁寧に説明してくれた。
「先程渡した妊娠届を市役所などに提出して申請書を書くと貰えますよ。
市役所なら平日の5時まであいてますので時間がある時に行ってみてくださいね。」
ちゃんと妊娠してた……
双子かもって……
母子手帳かぁ……
バスに乗り込み、気持ちが少しずつ追い付いてくると思わずニヤ~と表情がゆるむ。
母子手帳…早く欲しいな。
平日しか空いてないとなるといつもらおう。
考えた瞬間に出た答えは一つだった。
せっかくだし今日もらっちゃおう!!
まだ時間は1時過ぎ。
バスは自宅に最寄りのバス停を過ぎ、駅に向かっていた。