双子姉妹の胸キュン恋愛道!


「それにしても、姉さんもやる時はやるねぇ…。」



琴音は1人ニヤニヤと呟きながら、家の近くの公園で鳩にパンの耳を与えていた。


元樹君の時は、動揺しまくって何言ってるのか分からなかったけど、昨日会ったイケメンには胸元見せて誘惑するなんて…。


さすがの私でも、あそこまでは出来ないわ。


思いきり初音が誘惑していると勘違いしていた。


琴音が小さくしたパンの耳を投げると、鳩達が一斉に群がってくる。


1つの餌をみんなで取り合う。


人間も鳩も競争社会だね…。


しみじみ感情に浸っていると、突然携帯が鳴った。


ショウ君のブログがアップされたお知らせメールだ。


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