双子姉妹の胸キュン恋愛道!



「これって…。」



「ん?知ってる人?」



「知ってるも何も…。」



そのまま目線を校庭の脇に移した。


脇には花壇がある。


今日も、2人で水やりをしている姿が見える。



「あそこにいる人やん…。」



「えっ!?」



美樹も目を細めて遠くの花壇を見つめる。



「あれ…、誰?」



「あの人は…、金沢元樹。私の…。」



「私の?」



「好きな人…。」



「な、何ですって!」



美樹は驚きのあまり、標準語に戻った。



「と言う事は…、私と花子さんが同じ人が好きって事かしら?」



「そうゆうことになりますわね。」


< 147 / 229 >

この作品をシェア

pagetop