双子姉妹の胸キュン恋愛道!
「これって…。」
「ん?知ってる人?」
「知ってるも何も…。」
そのまま目線を校庭の脇に移した。
脇には花壇がある。
今日も、2人で水やりをしている姿が見える。
「あそこにいる人やん…。」
「えっ!?」
美樹も目を細めて遠くの花壇を見つめる。
「あれ…、誰?」
「あの人は…、金沢元樹。私の…。」
「私の?」
「好きな人…。」
「な、何ですって!」
美樹は驚きのあまり、標準語に戻った。
「と言う事は…、私と花子さんが同じ人が好きって事かしら?」
「そうゆうことになりますわね。」