好きな人
私は中学2年ですでに行きたい高校を決めていた。
私のお姉ちゃんはとてもモテる。
だから、同じ高校には正直行きたくなかった。
理由は、簡単…
お姉ちゃんがいるせいで私は幸せを失ったから、、、。
嫌いではない、でももう二度とあんな思いはしたくない。
そう、あんな思いは。
「なっちゃん!
なっちゃんはお姉ちゃんと同じ高校受けないの?」
私が一人で嫌な過去を思い出しているとお姉ちゃんの秋那(アキナ)が話しかけてきた。
「そーだよ。
私が受けるのは白南(ハクナン)高校だよ」
当然のように答える私の名前は夏美(ナツミ)。
冷たくもないけど優しくもない声色はお姉ちゃんとの壁をつくっているのかも。
でもお姉ちゃんは優しく
「そっかー、受験頑張ってね!」って応援してくれる。
私は携帯を扱いながら適当に「うん」って返事を返す。
いつもこんな感じ。
ちなみにお姉ちゃんの通う高校は悠蘭(ユウラン)高校で高校1年生だ。
彼氏持ちで、とても美人、そのうえ成績も運動もできる。
モテない訳がない。
当たり前か、、、。
私のお姉ちゃんはとてもモテる。
だから、同じ高校には正直行きたくなかった。
理由は、簡単…
お姉ちゃんがいるせいで私は幸せを失ったから、、、。
嫌いではない、でももう二度とあんな思いはしたくない。
そう、あんな思いは。
「なっちゃん!
なっちゃんはお姉ちゃんと同じ高校受けないの?」
私が一人で嫌な過去を思い出しているとお姉ちゃんの秋那(アキナ)が話しかけてきた。
「そーだよ。
私が受けるのは白南(ハクナン)高校だよ」
当然のように答える私の名前は夏美(ナツミ)。
冷たくもないけど優しくもない声色はお姉ちゃんとの壁をつくっているのかも。
でもお姉ちゃんは優しく
「そっかー、受験頑張ってね!」って応援してくれる。
私は携帯を扱いながら適当に「うん」って返事を返す。
いつもこんな感じ。
ちなみにお姉ちゃんの通う高校は悠蘭(ユウラン)高校で高校1年生だ。
彼氏持ちで、とても美人、そのうえ成績も運動もできる。
モテない訳がない。
当たり前か、、、。