イジワルなキミの腕の中で
「あ、えっと……!ありがとう」
そう言い直すと、先輩は満足そうに笑った。
ううっ。
その笑顔、反則です。
ドキドキが止まらない。
顔が赤くなったのを隠すように俯く。
その視線の先に見えたのは、さっき差し出された過去問の答案用紙の一部。
点数がバッチリ見えて、思わず驚愕した。
「ええっ!?ひゃ、100点……!?」
目を真ん丸くさせながら、手に取ってマジマジと覗き込む。
は、初めて見た……。
100点取る人なんているんだ。
しかも英語だし……!
「す、すごい……!っていうか、ズルい」