甘えん坊年下彼氏
俺が大樹の後ろから見ると桜木先輩が、立っていた
けど‥‥‥‥
何で‥‥‥‥何で居んの?
光「何で居んの?」
晴「お前こそなにしてんだよこんな
時間まで」
別に何してようが俺の勝手だし!
大「なになに?お前ら知り合い?」
あれ?大樹に言ってなかったっけ?
光「アイツは俺の兄ちゃん」
優「え?えぇぇぇぇぇぇ?!」
大「に、兄ちゃん?!お前兄ちゃん
居たのかよ?!」
大樹、ビックリしすぎww
それより、確かめなきゃいけないことがある
光「桜木先輩お邪魔しました!
また明日!兄ちゃん帰ろ?」
晴「お、おう.......あっ優愛また明日な!」
に、兄ちゃん桜木先輩のこと名前で呼んでるの?!
な、なんか負けた気分!!
優「あっうん!バイバイ晴輝!」
ガーーーーンさ、さ、さ、桜木先輩が‥‥
兄ちゃんのこと呼び捨て?!
俺の方が兄ちゃんよりも先に桜木先輩と仲良くなったのに‥‥‥‥
また、兄ちゃんに先越された‥‥‥‥
そうだ!明日から俺も桜木先輩のこと優愛ちゃんって呼んでみよっかな~
晴「お前さっきからニヤニヤしてて
気持ち悪い」
光「う、うるさい!!」
それより‥‥‥‥
俺は立ち止まった
それに気ずいた兄ちゃんも立ち止まりこっちを振り返った
晴「光輝?どうした?」
光「あのさ‥‥‥‥もしかして兄ち
ゃんの好きな人って‥‥‥‥」
‥‥‥‥桜木先輩? そう言いたいけど何故か言えない‥‥
怖いんだ。もし兄ちゃんが桜木先輩の事を好きだったら‥‥‥‥
そう思うと聞けなかった。
そしたら突然兄ちゃんが、
晴「好きだよ‥‥‥‥優愛のこと。」
あぁやっぱり‥‥‥‥兄ちゃんも桜木先輩のこと好きだったんだ
どうすればいい?俺は諦めた方がいいの?
どう考えたって俺に勝ち目なんか‥‥‥‥
晴「俺がライバルだったら光輝には勝
ち目がない‥‥‥‥そう思ってんの
か?」
兄ちゃんの言ってることが図星だからなにも言えない
晴「バかじゃねーの」
‥‥‥‥え?
晴「何でお前に勝ち目がねーの?会ったのはお前の方が先だろ?そんなくだらないこといって諦めんのか?お前の優愛に対する気持ちはそのてーどなのか?!」
違う‥‥‥‥
桜木先輩は始めて俺が好きになった人
たとえライバルが兄ちゃんでも正々堂々と勝負してやる!
光「兄ちゃん!負けないから!」
晴「おう!」
兄ちゃんはいつも意地悪でうざくてすぐにからかってくる。でもたまにとっても優しい。俺が困ってたり悩んでると一番に気づいてくれて言葉をかけてくれる。そんな兄ちゃんのことが大好き!