白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


「理波ちゃん……」



「はい狼狽えない」
 


何も出来ずに困惑するばかりの俺を、刹那が叩く。



「滝篠くん、冷やすものあるか?」



「あ、ああそうだな」
 


刹那に言われて、壱星が部屋を出る。



「ごめんね……」




弱弱しい声の理波ちゃん。



理波ちゃんは本当に熱を出していた。



壱星が公衆の面前であんなことするもんだから……発熱したんだ。




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