白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】


「滝篠も、俺のこと雅風でいいから」



「……は?」
 


虚を衝かれたような滝篠から諒平に目を移す。



刹那はいつの間にか集団と共に教室からいなくなっていた。




「じゃあ刹那探してくる!」



「いってらー」



「行ってきます!」



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