白い闇に囚われてー刹那の風花ー【完】
「恭輔、何も言ってやるな」
そうだよ俺が一番意味わからないんだよ。
「……頭冷やしてくるわ」
一度すっきりさせようと、校舎を出ることにした。
二人の応答があった。
「雅風ー、何してんの」
「散歩ー」
「校内を散歩って」
「ここかなり広いから楽しいよ?」
「あー、あたしも行ってないとこあるわ」
「何、校内探検?」
「ガキじゃねんだから」
……いつの間にやらがやがやとした集団になってしまった。
まあ、楽しいからいいか。