年上ヴァンパイア




「……ん…。」


すぐに唇は離された。


「……はい、かき氷。」


何事もなかったかのようにかき氷を手渡される。


「…ありがと。」


「なぁ、梨穏。」


「ん?」


「こうやって過ごせるのも、あと4年なんだよな。」


「……そう…だね。」



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