年上ヴァンパイア




「優魔…。」


「なぁ…。」


座っている私の椅子の背もたれに、両腕をついて、顔を近づけてくる。


「な、なに?」


「スカート、短すぎ。
肌出しすぎ。
そんで、可愛すぎ。」


「……っ。」


最後の一言で私の顔は真っ赤に染まる。
女子からは鋭い視線を浴びるが、そんなのが気にならないほどに。



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