年上ヴァンパイア




「ねぇ、私たち、本当に誰にも見られてないの?」


「ああ。」


「すごいね…。」


「ああ。

よし、ついた。」


藤咲くんが降りたのは人通りの少ない道。


「なんでここ?」


「人がいっぱいいるとこで魔法をといたら、みんな驚くだろ。」


「そっか。」



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