海岸の仔羊
「今日は女子。
呼ばないのか?」

俺がそう言った瞬間
並田はとてもびくっとした

「どうした?」

「なんでもない」

「ほんとかよ。
お前昨日もっ…」

「なんでもないって
言ってんだろうが!」

辺りのひとが一斉に
振り向いた。

まじかよ…

「すいません。」

なんで俺が
言わなきゃいけないのか…
< 24 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop