そばにいたい!〜二重人格王子とラブ同居⁉︎〜


☆:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:*:;;::;;:☆



結局あの後、突然静かに泣き出した彼女の頭をあやすように撫でていた結城くんに、

「先に帰ってくれないか。」

と言われてしまい一人さみしく家に帰った。



帰る途中も、勿論今も、結城くんと彼女の抱き合うシーンが頭から離れなくて。


『誰なんだろう』


それだけが頭の中をぐるぐるしてる。



だって、明らかに普通の友達とかではない感じだった。


そうなると、やっぱり彼女…。




分かってしまうと、胸が急に痛くなって。息苦しくなって。


結城くんといるときの甘いあの鼓動とは少し違う、心臓のドクドクとした速い鼓動。


血液がザワザワと動き回ってる感じ。



気持ち悪い。
怖い。



こんな感情の存在にも驚いたけど、そんな感情を抱く自分になにより驚いていた。


あぁ、



まだやっぱりさっきのシーンがフラッシュバックする。



あまりにも衝撃て、ショックで。



頬に何かが伝った。…涙、だ。


< 91 / 127 >

この作品をシェア

pagetop