男恐怖症の私と女恐怖症のあいつ。
花崎はびっくりしてた。


…一番びっくりしてるのは、俺だと思うが。


「えっと…〜です。」


「聞いてたんなら顔あげろー。座っていいぞー」


「あの…ありがと。」


こそっと言ってきた。


…こいつでもお礼言うんだな。


俺は無視した。
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