いつかきっと

バレンタイン


心にぽっかり空いたままの冬休みはあっという間に過ぎてしまった。


気づけば、


朝起きて、学校に行く。


授業を受けて、放課後は香鈴と遊ぶ。



という日常が当たり前になりつつあった。



別に不満があるわけじゃないけれど……。



< 322 / 384 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop