今さら恋なんて…



そこへ、

「お届け物です」

って、ドアが開いた。


「?」

純香が荷物を受け取り、あたしのところに持ってくる。


「店長。店長にお花です」

純香の手に抱かれていたのは大きな真っ白い花束。


開店祝い…なの?


…でも、この大きさで、しかも花束って…


「すご…」


思わず呟いたあたしの横で、

「何か、こんな真っ白だと花嫁さんのブーケみたい」

って、守本が黄色い声を上げる。


「花嫁、って…こんなの持ってたら重くて大変だよ」

おーちゃんは冷静にそう言いながら、あたしの横に立って花束を支えてくれる。


「店長。カードが付いてますよ」


「あ。ホントだ」

あたしは花束に付いていたカードを取り、そっと開いた。


「……」

中を確認したあたしは…思わず、固まってしまった…。



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