今さら恋なんて…



「……嫌なんかじゃないよ」


「……何ですか、その間」


「……だって」


「どうしたんですか?」


「…あたし達…年離れ過ぎじゃん」


「……店長でもそういうこと気にするんですね」


「は?失礼だし。……それに」


「はい?」


「…龍哉はどう思ってるか…分からないし」


「……」

口籠もる様に言ったあたしを見て、央輔は苦笑いを浮かべる。


「…何よ」

思わず噛み付くと、


「店長…キャラ変わりましたね」

なんて、央輔は意地悪に笑いながら呟いた。


「はぁ?」


「怒らないでくださいよ。…きっと遊川様の前だけ、キャラ変わるんでしょうね」


「猫被ってる女みたいに言わないでよ」


「そうじゃありませんよ。遊川様の前だけは…キャラ作らずに素の店長で居られてるんじゃないんですか?」


「……」



< 413 / 479 >

この作品をシェア

pagetop