幼なじみ。






今、こんな体だから楽しいクリスマスにはならないかもしれないけど・・・・愛雅がそばにいてくれるだけであたしは笑顔でいられる。





毎年やってるクリスマスパーティーみたいに楽しめないかもしれない。






それでも、愛雅はいつもあたしに元気を与えてくれる。





だから、今もこうやって生きて来れてるんだよ?





だから、愛雅に感謝する。感謝してるよ?




できれば・・・できれば、もっと楽しくクリスマスを迎えたかったな。





春、夏、秋、冬。
何回愛雅と色んな季節を過ごしてきたのだろうか・・・




愛雅と一緒に過ごしていた間、笑あったり、喧嘩をしたり、一緒に泣いたりした日もあったよね?




でも、それはあたしにとって、大切な大切な思い出。




たくさんの思い出をありがとう!





あたしと愛雅との間にはちゃんと絆で結ばれてるんだね?




愛雅からたくさんもらったものがある。





愛雅には、生きる希望をあたしにくれた。





だから、前向きにあたしの病気と向き合えたの。




ねぇ、愛雅。
最後まで、温かい目で見守っていてくれますか?



切ないことかもしれないけど・・・・




それがあたしの願いだよ?



お願い。
生きてるって幸せなことだね?




これからも、ずっとそばにいられるようにあたし、諦めないよ?



生きることを諦めない。





愛雅の温かさには何度も助けられた。





ありがとう。





いつ、死が来ちゃう?
もし、すぐ近くなら、どんな過ごし方をするのだろ?




残り少ない時間かもしれないけど・・・
一生懸命生きるよ?







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