幼なじみ。

怖い・・・







夕方になり、今日は両親揃ってきてくれた。



あたしの感染症の疑いがあって、移動しない方がいいらしいから、この病室で説明されるみたいだ。




「麻帆、良くなってるといいね?」






「うん」







お母さんはあたしの手をぎゅっと握ってくれた。まるで、不安をあたしにぶつけるかのように・・・・





最近、気分がいいはずなのに、なぜか今は怖い。
検査結果を聞くのに怯えている状態だった。方を震わせて・・・




この検査ではたくさんの病気が見つかる可能性があると言われている。





だから、余計に怖い・・・





「最近、麻帆元気そうだからきっと、いい結果が出るよ!」







お母さんが必死にあたしを安心させようと声をかけてくれた。




ふいに窓の外を見ると、日が沈みかけていた。





赤い空に照らされた木々はどこか悲しそうに見えるのは気のせいだろうか。




「お父さん、あたしにために仕事の時間削って来てくれたんでしょ?ありがとう・・・」





やっとお父さんに感謝の気持ち、「ありがとう」の気持ちを伝えることができた。





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