幼なじみ。





お父さんもお母さんも死を告げられ、言葉を発することができなかった。




でも、あくまでも可能性だよね?
ポジティブに捉えてみるも、やっぱり受け止められなかった。この現実を・・・




「死ってなんなんですか・・・」




頭に浮かんだことが口からぽろっと出てしまった。




「人間、いつかは死ぬ日は来る。ずっと永遠に行き続けることができる人なんていない・・・でも、あたしはまだそんな長い人生を行きてないよ・・・」





涙を流していっぱい流した。




「なんでそんな思い通りにいかないのかな?なんで不幸ばかりが起こるの?・・・」




ただただ涙を流して思っていることを全て言うことしかできなかった。




現実を受け止めるって簡単なことじゃないんだね?






愛雅・・・今、なぜか声が聞きたくなったのはなんで?



会いたい、と感じたのはなんで?




愛雅はあたしが悩んでいる時苦しんでいる時、いつもそばにいてくれた。




でも、今、たとえ苦しくても辛くてもそばにはいないね?





「あの・・・安西さん、運動部に所属していますよね?」




「・・・・はい・・・・」





お母さんは涙を流して、声や手が震えながらも医者の質問に答えた。




「もう、運動はできないでしょう・・・・」





今まで生きた中で一番苦しい・・・




好きなことも、したいこともどんどん奪われてく。あたしの自由も一緒に奪って行くんだね?




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