白銀のトライアングル
「遅くなりました。」

友紀奈が一樹と麻紀に声をかけた。

「友紀奈ちゃん!」

思わず二人声をそろえて言った。

「大丈夫です!ご心配をおかけしました。」

そう、友紀奈が答えた。

「もう、心配しちゃったわ!それにしても元気そうでなによりだわ!」

「そうなのです。自分でも驚いてます。・・・ところで結婚式は?」

「ごめんね。時間通りに終わってしまったの・・・」

友紀奈は仕方ないと言った。

隣にいた嘉雄は、俯いたままだった。
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