~こどもの恋愛?!~
……黙ったままの神谷さん。
あたしが、勝手に進路決めたから怒ってる?
でも、あたしの人生だよ。
神谷さんが、しばらくして言った…。
「いや…いいんだよ。」
は…?
「留里が決めたことは俺はもちろん応援するよっ。ただ、留里が悩んでたときに、俺相談にものってやれなかったのか…って、彼氏失格かな…って思ったんだ。」
え…。そんなことないよっ。あたしの進む道をあたしがなやんでも、神谷さんには迷惑かけられないよ。
「でも、違った。今日わかったよ。留里は知らない間に、すっかり大人になってたんだな…。いつまでも幼い女の子じゃなくて、自分の足で、しっかり地に立ってる感じがする。少し寂しいけど…嬉しいな。」
俺、お父さんの気分…と言いながら、優しい手があたしの頬に触れた。
「あたしも、キチンと話しておけば、神谷さんにこんな思いさせなかったよね。ごめんなさい…。」
でも…神谷さんがあたしの夢をキチンと認めてくれて、大人扱いしとくれたことが、とっても嬉しかった。