姫と王子の物語
無事体育祭も終わり、落ち着き出したこの頃。
私は若王子くんを避けだしていた。

「姫!…っ、ここわからないんだけど。」

「これが…こうで、そうそうそう。」

「ありがとう!…あ。」

私が若王子くんを避けている理由?それは好きだとバレて恥ずかしくなって目を合わせたくないからだ。
目が合ってしまったら顔真っ赤になっち
ゃうじゃない…。

「姫!」  「姫!」  「姫!」

「姫!!!」

「な…なぁに…?若王子くん…?」
「どうしてそんなに俺を避けるんだ!体育祭前までは明るく接してくれていたのに…。」
「…かしいの。」
「え?」
「…恥ずかしいの。真っ赤な顔を見られるのが。」
あぁ話したくなかったのに。
話したくなかったのにーーー!!!
「え、姫が俺の事好きって事がバレたから?」
わ…若王子くんドストレートすぎますー!!

姫顔真っ赤度MAX↑↑↑↑↑☆彡
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